５月２１日（木）に大黒屋商店が来校され、お米のお話をしてくださいました。大黒屋商店さんの「お米を使った料理にはどんなものがありますか。」という質問を皮切りに、子ども達はおにぎりや米粉パンなど、多くの料理を思い出して発表しました。５年生の反応を１つ１つ受け止めながら、華麗舞がインディカ米とジャポニカ米の良い所を生かした米だということ、華麗舞はカレーライスだけでなくピラフ等とも相性が良いことを教えてくださいました。「いろいろなお米の良いところを合わせるという知恵がすごい」や「華麗舞を作るのに２６年間かかったので大変だったと思う」等の感想が聞かれました。
　身近な地域で熱心に米作りに取り組むお話を共感的に聞いた子ども達は、米に対する見方や感じ方が一段と広がりました。

晴天に恵まれた華麗舞の田植え

　５月２７日（水）に華麗舞の田植えを行いました。最初に、大黒屋商店さんから稲の種子から苗までの成長の様子を説明していただきました。その後、５年生全員で横一列に並び田植えを行いました。田んぼに入ってみると、当初は足や手から伝わる触感に驚き「泥が気持ち悪い」と声を挙げていましたが、大黒屋商店の皆さんの声がけと作業の進展によって、自分達の手で田植えをするのだという意欲が高まっていきました。
　田植えを終えた５年生の振り返り作文には、「３本ずつ苗を植えるのが難しかったけど田植えが楽しかった」、「成長する華麗舞を早く見てみたい」、「自分達で育てた華麗舞を食べてみたい」など書かれていて、米作りや華麗舞への興味や関心の高まりが伝わってきました。
　今後の総合では子ども達の思いを大切にしながら、「米」をテーマにした調べ活動につなげていく予定です。