学年の活動・各種教育_にいじろ学年(2015年度 平成27年度入学)_

12月の活動の様子を紹介します!!



 戦争に関わる施設の跡地での体験学習を行い、戦争についての歴史的な事実を正しく認識し、平和を願う心を醸成することを目的に、直江津捕虜収容所展示館を訪問しました。上越日豪協会の皆様に講師をしていただきました。にじっ子達は、事前学習として、新聞記事や平和祈念公園資料などを読んでいました。現地では、展示館を見学し、講師の方々からお話を聞き、公園の記念碑を観察しました。
 最後に講師の方は子どもたちに問いかけました。「『いじめられた人の恨みは永遠に残る。いじめた人にいじめた意識はあるか?残っているか?』『人と人がお互いを許し合い仲良くなっていくことは大変難しいが、とても大切なこと。皆さんはどう思うか?』」家族と戦争や学んだことについて話してほしいと伝えられました。



 総合的な学習の時間の活動の1つとして、マーチングバンドの伝統を5年生に引き継ぐ仕事に取り組みました。楽器の持ち方、構え方、演奏の仕方、歩き方、下ろし方、片付け方等を、やってみせ、やらせてみて、褒めてあげながら、優しく伝える姿が沢山見られました。1年前の気持ちを思い出しながら、丁寧に説明したり、激励したりする様子が印象的でした。
 5年生は、短期間に、6年生の全てを吸収しようと、努力しています。活動に夢中に取り組む児童を後押しし、見守りながら、新6年生が新年度に1曲演奏・演技できるよう、努めていきます。



 上越市立水族博物館「うみがたり」を訪問し、職員の皆様の仕事ぶりを見学したり、ガイドを聞いたり、様々な魚や生物の鑑賞をしたりしました。職員の方からは、「学校の勉強が大切であること」「どんな夢でもそこに向かう過程が大切であること」「就職には、試験や面接があること」そして、飼育員のやりがいを熱く語っていただきました。
 はじめて訪れた子どもは、その面白さ楽しさを実感し、2回目以降の子どもは、これまでとは違った視点で鑑賞できました。人と人との共生だけでなく、人間と自然の共存にも考えが広がる子どももいました。