学年の活動・各種教育_かがやき学年(2016年度 平成28年度入学)_

かがやき6年生通信

1学期、「共生」とは何か、を考えさせてくれた出会いに感謝!



 厚生労働省認定ものづくりマイスター一級技能士の磯貝清英様と島田直之様の2名をお招きして、畳作りの職業に関する講話を聞いたり、実演を鑑賞したり、体験したりしました。畳づくりの素晴らしさ、楽しさ、面白さ、畳の魅力を実感しながら、ものづくりとSDGsの関連や、将来について考えるきっかけとなりました。
 畳には、手縫いのものと機械製造のものがあり、それぞれに特性があるそうです。特に手作業でつくられた畳には、消臭効果、リラックス効果、湿度調整効果等、従来の日本家屋で活用されてきた根拠となる、様々な効能があることが分かりました。手作りの良さ、自然との共生、人が生きていく上で大切なこと、そして、仕事のやりがい等について体験を通して学びました。



 校区にあるマルニジーンズさんを訪問させていただき、店内を観察したり、西脇社長の話を聞いたりしてきました。地域を代表する世界的に有名なマルニジーンズについて学ぶことを通して、SDGsや共生についての考えを深めました。特に、西脇さんの生き方、店の発展の仕方、妙高にこだわる意味、自然との共生等、現場で五感を働かせて学ぶこと多き半日となりました。
 働く大人との交流する価値の1つに、社会で生きる人の考え方に触れながら、自分の思考回路にはない考え方の広がりや深みを疑似体験できることだと考えます。自分が商売するとしたらどうなるのだろう。どのような生き方をつくり、何をして生きていくのだろう。豊かな生き方をつくる術を学べる総合を今後も目指していきます。



 1学期の最後は、理容に関する出前型授業をしていただきました。講師は、新潟県理容生活衛生組合の小林学様でした。理容に関する仕事の体験や講話を通して、働くやりがいや面白さを知りました。また、共生について考えたり、共生の捉えを広げたりする機会となりました。
 体験させいただいたのは、ハサミによるカット、バリカンによるカット、ネイルケアです。
 ハサミによるカットは、安全上の理由から、くしを利用しましたが、ほとんどは指で行うそうです。ネイルケア後のピカピカに光る自分の爪に、全員が驚いていました。
 
 1学期の成果と課題を保護者と職員で共有しながら、2学期の活動も充実させていきたいと思います。