１１月８日（月）、鳥坂城跡と高床山森林公園に行ってきました。８月後半から２カ月半。何度も悪天候に阻まれましたが、４度目の挑戦でようやく晴天に恵まれ、鳥坂山（標高３４７ｍ）に登ることができました。
　鳥坂城は戦国時代の上杉氏が押さえていた出城の１つです。信濃（現在の長野県）から至近距離にあるため、越後（現在の新潟県）を守る重要な場所であったと考えられています。３年生はこの鳥坂城の「攻略」にチャレンジしました。

　キャンプ場炊事場脇、登り口からしばらくは自然散策ができる所が多い緩斜面が続きます。しかし、地面にたくさんの栗が落ちている「栗ゾーン」が目印で、その先は状況が一変します。尾根伝いに山頂までの終盤は、曲輪や空堀など、戦国時代の遺構が続く「難所ゾーン」となっており、子ども達もスリルを感じたようです。

　鳥坂山山頂からの景色は素晴らしく、子ども達も教職員も感動しました。晩秋の妙高市の山々、妙高市・上越市の市街地から日本海、そして、遥か彼方の佐渡。ワークシートにその素敵な景色を描きとめる子、俳句に表す子が多くいました。これまで妙高市をフィールドに、子ども達と「る・る・る」を探し、東西南北を巡ってきたチャレンジ３年生。今回の活動は、その中間まとめとなる良い活動になりました。