六十市で買ってきたマイ野菜のお世話をがんばっている子どもたち。毎朝水やりをし、名前をつけ、野菜の成長を実感する中で、愛着を深めています。野菜に語りかける子も出てきました。 「もう、実ができたよ!」 「葉っぱには、模様のようなものがあるんだよ!」 野菜の観察を続けている子どもたちは、多くのことに気が付きます。そして、この気付きから、野菜への理解が深まったり、活動が広がったりしていくのです。
・咲いている花と枯れている花があることに気付いたAさん。さらに、花びらがなくなったところから膨らんできている実を見つけました。Aさんは、それらの気付きから、「花が枯れた後に実ができるのではないか」と考えました。
・葉っぱに穴が空いていることに気付いたBさん。穴が空いたのは、虫に食べられたからではないかと考えました。そして、それを聞いたCさんは、「ぼく、野菜に虫がついているのを見た!アリだと思う」と話します。このような対話から「虫に食べられないようにするには」という新たな課題が生まれてきました。
子どもたちの気付きは、生活科の学びそのものです。「気付き、考え、さらなる次の学びへ」。これからも、自分たちで学びを深めていく子どもたちを後押ししていきます。
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