○学習発表会シナリオ 機械操作4人 パソコン・音楽等
第1部・・・8人 NEW BEST ONE BGM 54
ナ1:僕たち、私達スマイル学年は、一年間を通して、田んぼとその環境について学んで
きました。稲作りを通して、学んだこと・経験したことを劇風に皆さんに伝えてい
きます。
ナ2:春になりました。いよいよ、田植えです。初めての体験できんちょうしている人も
たくさんいます。
役1:ヒルがいるとやだな。血を吸われるかもしれない。こわくて田んぼに入れないな。
役2:早く田んぼに入りなよ。田んぼの中は、ぬるぬるして温かくて気持ちいいよ。
役3:あれー、先生が田んぼにいると言っていた、ヒルが一匹もいないぞ。不思議だな。
渡部さん:みなさん、上手に植えていますね。稲は、3本位つかんで、しっかり植えまし
ょう。しっかり植えないと、後で稲が水に浮いてしまいます。
役1:渡部さんは、上手だな。あんなに早く稲を植えることができる。
先生:みんなで力を合わせてがんばるんだー。あと、もう少しだぞ。
ナ3:私達は、田植えの大変さを実感することができました。また、スマイル田んぼには、
なぜヒルがいなかったのかという疑問も生まれました。
第2部・・・7人 NEW BEST ONE BGM 51
ナ1:夏になり、スマイル田んぼの稲も大きくなってきました。そこで、私達は、スマ
イル田んぼにどんな生き物がいるか調査しました。
役1:おかしいな。何もいないぞ。(あみを持って、がさがさやっている)
役2:オタマジャクシばっかりだね。魚がいると思ったのにがっかり。
役3:アマガエルはたくさんいるけれど、トノサマガエルは少ないね。
役4:おーい、こっちでは、カエルがたくさん死んでいるよ。
ナ2:結局、見つかったのは、カエル・オタマジャクシ・タニシ位で、メダカやドジョウ
などの魚類は、一匹もいませんでした。私達の心には、なぜ、スマイル田んぼには
生き物が少ないのかという疑問が大きくなっていきました。
第3部・・・6人 NEW BEST ONE BGM 57
ナ1:ここは、新井市ホタルの里 猪野山です。ホタルの保護をしている林さんもいます。
役1:あっ、今、光った。
役2:どこ、どこ、本当だ。きれいな光。生まれて初めてホタルを見た。
役3:やさしい光だね。林さん、ホタルはどんなところに住んでいるの?
林さん:ホタルの幼虫は、水がきれいで、水温が低いところに住んでいます。この猪野山
のホタルも昔に比べると大分減ってきました。
役4:そうか。ホタル達が住める環境が、どんどん減ってきているんだね。中央小校区
にも たくさんのホタルがまた、飛べるようになって欲しいな。そのためにも、
私達は、何をすればいいのだろう
ナ1:私達は、夏の夜のホタル達の美しい光を見ながら、自然の大切さを感じました。
第4部・・・6人 自然 BGM31
ナ1:私達はメダカを求めて、次に新井市の水原へ出かけていきました。水原では、メダ
カが田んぼの中を泳いでいると聞いたからです。
役1:見て、トンボが多いね。たくさんのトンボが飛んでいる。
役2:あ、カエル。赤カエル、トノサマカエル、スマイル田んぼでは、見られないカエル
がたくさんいるね。
役3:メダカがいないね。おかしいな。
役4:そーと、のぞいてごらんよ。稲の間を。ほら、あそこ。
役3:いたー!メダカだ。よーし、網ですくうぞ。すばしっこいなー。
役1:ゲンゴロウもいる。ヤゴもいるよ。いろんな生き物が田んぼにいるね。
ナ2:私達は、メダカの学校の校長先生 池田さんから、メダカの住む田んぼの話をいろ
いろ聞きました。水原の棚田には、スマイル田んぼでは、失われた自然が残ってい
ました。そして、多くの生き物が、そこにはいたのです。
第5部・・・6人 NEW BEST ONE BGM 55
ナ1:夏休みに入ってすぐ、私達は、安塚町にキャンプに行き、棚田を調査しました。
役1:「スマイル田んぼに比べて、いろいろな生き物がいるよ」
役2:わー大きなドジョウが出たー。
役3:見てみて、こっちはゲンゴロウだ!
役2:そういえば、この棚田には稲がうえていませんが、どうしてですか。
役4:棚田は、大型機械が入らず、手間がかかります。そのため、農家をつぐ人がへり、
田んぼが捨てられるのです。
ナ1:棚田は雨の水をたくわえています。そのため、棚田は自然のダムの役割をしている
のです。棚田は先祖たちからの贈り物ではないでしょうか。
私達は、棚田の自然を大切にしなければならないのです。そのために、安塚町で
はいろいろな努力をしていました。
ナ2:私達この夏、ホタルの里猪野山、メダカの水原、棚田の安塚の調査を通して、田ん
ぼと自然環境の関係、絶滅していく生き物たちのことを知りました。
第6部・・・7人
ナ1:夏休みが終わり、スマイル田んぼにも収穫の日が近づいてきました。今日は、いよ
いよ稲刈りです。
役1:暑いね。
役2:ほんと、暑いね。体もチクチクするね。
役3:腰が痛くなってきた。昔の人は、こんなに苦労してお米を作っていたのか。
役4:米作りって、本当に手間がかかる仕事だね。
役5:稲がうまく縛れないな。渡部さん、教えてください。
渡部さん:稲は、こうして束ねるんだよ。
役5:渡部さん。ありがとうございます。
ナ1:春から始まった稲作りもこれで終わりです。最初から最後まで渡部さんには、助け
られました。おかげで、たくさんのお米が収穫できました。ありがとうございまし
た。
第7部・・・8人
ナ1:文化祭では、稲を使っての体験コーナーを企画しました。一番の思いでは、地域の
方とふれあえたことです。
役1:米の販売コーナーでは、80袋があっという間に売れたしね。
役2:あれは、うれしかったね。最初は、売れるか心配だったよ。
役3:わら細工コーナーも人気だったね。ほら、これが、わら馬。
役4:でもさ、ぼくは、大人の人に教えるのにかなり気をつかったよ。
役5:うん、うん。けれど、小さい子が、ありがとうって言ってくれたのは、うれしかっ
たな。
役1:もみすりも脱穀も、手作業だと大変だね。昔の人は、大変だったね。お米一つでも
むだにはできないね。
ナ1:私達は、一年間、稲と向き合ってきました。その中で、数多くのことを学ぶことが
できました。
全員:自然の大切さ!
全員:米作りの苦労!
全員:人との出会い!
ナ2:私達は、6年生になってもさくら活動で学んだことをは、忘れません。