学校からの情報__

校長室から  チューリップさん 早く咲かないかなあ

毎日の水やりがんばります



毎日水やり

11月末に、1年生が各々の鉢にチューリップの球根を植えました。
それからは、毎日水やりをがんばっています。チューリップが咲くのは、3月後半。まだまだ先であり、まだ芽は出ていません。この時季は、時雨が多く、常に土は湿っているのですが・・・・。
「水はそんなにやらなくてもいいのでは?」と思い、「今日は、雨が降るから水はやらなくてもいいよ。」と伝えたのでした。
そうしたら、担任から「毎日水をやったほうがいいのです。」と聞いてびっくり。植え付けてから2週間程度、根っこが出るまでの間の水やりは特に大切だそうです。それに、根っこは一度乾燥してしまうと水を吸収できなくなるので、水切れを起こさないようにする必要があるのです。特に鉢植えの場合は、冬場に一度でも乾かしてしまうと花が咲かない可能性があります。
余計な水は、底から出ていくので根腐れは心配ないとのこと。



この場所が、1年生の朝の団らん場

またある先生にも聞いたら、「土がしめっていれば、やらなくても大丈夫です。でも、1年生はそこまで判断できないので、毎日やった方がいいと思います。」と・・・。そうしないと、世話をしなくなるとか。「なるほど」と納得。

子どもたちは、手塩にかけて育てることにより、命の大切さを学んでいきます。学校の学びは、とても大切なんだなと感じました。

雨が降っていても水をあげることは無駄ではない。大切な学びをしていると信じていきます。



一生懸命水をあげます

12月4日(金)は、雨が降っていました。その中、「やはり、水をあげようとしている女児がいました。「雨だけれど水あげるの?」「うん」「そう、あげてください。」と会話をしました。チューリップがしっかり咲くことを願っているすばらしい姿でした。


2020年12月03日 西條 敏一