6年

佐渡紀行 2

ゆらゆら揺れる たらい舟



 釣りの後で、たらい舟に乗りました。佐渡の竹は節が長く、たらい舟を作るのに適しているのだそうです。古くから現在に至るまで、漁に使われてきたそうです。最初にこぎ方を教えていただき、実際にやってみました。見ていると簡単そうなのですが、やってみると、なかなかうまくいきません。でも、ゆらゆら揺れる感じが楽しかったです。
このたらいで実際に柏崎までこいでいった人もいるそうです。すばらしいですね。海の中には、小さい青クラゲが泳いでいました。





 6日の最後に、佐渡歴史伝説館に行きました。ここでは佐渡に伝わる伝説や昔話を学びました。その一つは、日蓮上人の「波題目」です。日蓮が佐渡配流のとき、海上がにわかに荒れたそうです。その時、水竿で題目をお書きになると、波風がおさまったと言われています。なんだか、今朝の天気もそうなのかなと思えてきました。
もう一つは、「おけさ伝説」です。猫が美しい乙女に変身して、飼い主の窮状を助ける物語です。「佐渡おけさ」のおけさは、その猫の名前からとってつけられたものだそうです。
たくさんの話が伝わる佐渡。夢がありますね。



 ホテルに着いてから、夕日を見に行きました。最高の夕日をみんなで見ました。



2012年9月24日