かわらばん

雪災害防止の授業を行いました。



 東日本大震災を受け、防災教育の重要性が指摘されています。新潟県では「津波」「地震」「水害」等から命を守り、生き抜くために「防災教育プログラム」の作成を行っています。その中で、「雪災害」の部門があり、妙高高原がモデル地区となって、授業プログラムを作成することとなりました。



 今回は4年生で「なぜ新潟県には雪がたくさん降るのか」の学習を行いました。妙高市と札幌市の2地区について、気温や降水量に着目し、どちらが妙高市のグラフかを考えました。新潟県と北海道、これまでの生活経験の中から比較し、根拠を明らかにしてどちらのグラフが妙高市かを考えていきました。



 ゲストティーチャーとして、安塚の雪だるま財団から「雪博士」をお呼びし、雪がたくさん降る仕組みについて学びました。地形や自然など様々な条件から雪がたくさん降る妙高。しかしそこに生まれたからにはその雪を克服し、また利用し、楽しんでいくことも必要です。時に豪雪となって生活に支障をきたす雪、それをどうしていくのか、子どもたち自身に考えさせていきます。


2013年7月12日 作成者:岡田 和則