６月１９日の入学以来１４１日間、１年生の共に過ごしてきたヤギのメエちゃんとお別れする日がやってきました。ずっと飼い続けるか、それとも生まれた内堀畜産さんへまた返すのか。何度も何度も話し合いを続けてきましたが、冬の降雪時にどうしたらよいのかの解決策が出てきませんでした。悲しい決断でしたが、お別れしなくてはならない、内堀さんへ返そうということで、お別れの式においでいただきました。子供たちは、これまでのヤギとの触れ合いの様子を劇にし、内堀さんから見ていただきました。

　子供たちの一日は、本当にメエちゃんに始まりメエちゃんで終わっていました。途中おなかをこわして獣医さんに見ていただくこともありましたが無事に回復。ずいぶん大きくなりました。たくさんの思い出を作ってもらいました。

　いよいよお別れ、メエちゃんは軽トラックに積まれ、内堀さんとともに帰っていきました。空っぽになったヤギ小屋へ戻ってあらためて寂しさを実感し、涙のあふれる１年生。別れの辛さを実感し、改めてメエちゃんとの日々を思い出している様子でした。子供たちとともに休日にもえさやりにおいでいただいた保護者の皆様、そしてヤギ小屋づくりと解体にお手伝いいただいたおやじの会の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。