5年生

2学期も米づくりがんばりました!



実りを迎えた「MY田んぼ」

 春から行ってきた「MY田んぼ」での米作りは、順調に進み秋にはしっかりと穂をつけてくれました。いもち病などの病気も心配していましたが、水の管理をがんばったことや風通しや天気がよかったことも影響し、病気にかかることなく元気に育ってくれました。5年生のみんなは、田んぼ毎に成長の仕方が違うことにびっくりすると共に、水の管理や日照時間等の大切さを改めて学びました。



根の長さの違いにびっくり!!

 10月1日に稲刈りをしました。成長の仕方を確かめようと、いろいろな場所に植えた稲の根を掘りおこして比べてみました。

 写真 上 :陸上に植えたもの
   まん中:MY田んぼに植えたもの
    下 :側溝に植えたもの

 一目瞭然、側溝で育てた稲の根は50センチを超えるほど成長していました。常に安定して水が流れていたからではないかというのが子どもたちの考えです。一方、陸上で育てた稲は、5センチくらいしか根をはることができませんでした。(固い土の上で育てたので、畑で育てたら、もう少し伸びていたかもしれません。)

 同じ日に植えたものでも、場所によりこんなに違いが出ることにびっくりしました。また、陸上で育てた稲は枯れると予想していたのに、収穫時期まで育ったことにも驚きました。ただし、陸稲の穂は少なかったです。



以外に大変な「もみすり」に悪戦苦闘!

 収穫した稲は、乾燥・脱穀・もみすりをしました。簡単にできると考えていたのですが、もみすりが予想以上に大変でした。
いろいろ試してみた結果は以下の通りです。

・一升瓶に棒を入れてつく→△ほとんどもみはとれず。とれている手ごたえなし。
・ザルとボール→○押しつけるようにするとよい。
・すり鉢とボール→◎一番よくとれた。ただし、殻を吹き飛ばすのが大変。

ということで、あれこれやってみた結果、
すり鉢+ソフトボールでもみをとる⇔ざるに入れ、細かいごみを落とす
を繰り返していくとよいということになりました。

単純な作業でしたが、みんな喜んで最後の一粒までしっかりともみすりを行うことができました。

3学期に精米し、米料理にチャレンジする予定です。


2011年1月5日 作成者:松本 高志