4年生

81日間の2学期を振り返って・・・

生活の様子&学習の様子


<生活の様子>
○学級内では喧嘩や争いもなく、毎日笑顔で過ごすことができました。それは、常に「自分がみんなのためにできること」を考えて行動する子がたくさんいるからだと思います。給食の準備や帰りの支度は、当番や係に関係なく、みんなで協力するのでとっても早く終わります。
○学習発表会のステージ発表に向けて、発表を成功させるために一人一人が精一杯努力することができました。普段は人前で大きな声を出すことが苦手な子も、みんなに励まされ、堂々と役を演じていました。
○真面目で頑張り屋の4年生。自分に対して必要以上のプレッシャーをかけ、「問題が解けないとき」「答えを間違えたとき」「給食が食べられないとき」「運動がうまくできないとき」「自分の意見が通らないとき」「忘れ物を注意されたとき」「みんなの前で発表するとき」等に、すぐ泣いてしまう子が多かったのですが、「泣く」ということについてみんなで考えてから、最近は泣かずに、挑戦するようになってきました。失敗したり間違えたりしても、それをばかにするような子は一人もいないのですから、今後も、安心して間違えることができ、間違いや失敗からお互いに学ぶことができる学級づくりに努めます。



<学習の様子>
○どの学習に対しても意欲が高く、発言意欲も高まってきました。これまで、発言に対して消極的だった子どもたちも「1日1回は発言しよう!」という気持ちをもって授業に臨んでいます。
○グループ学習が上手にできることに感心しています。自分一人が分かればよいのではなく、みんなで学ぼうという気持ちをもっています。全員が話し合いに参加し、自分の意見をしっかり言うことができる雰囲気があります。
○「宿題は必ずやる」という習慣が、身についています。また、自主学習に進んで取り組む子が増えてきました。自主学習ノート18冊目が終わろうとしているという子もいます。やらされる学習ではなく、自ら進んで学ぶ楽しさを感じるようになっています。また、そんな友達の頑張りに刺激を受けて、頑張る子が増えてきたことを嬉しく感じます。「努力は人を裏切らない」を合言葉に、一生懸命頑張ることの素晴らしさを感じることができるように声がけを続けていきます。

算数の時間等に「自分の考えを説明する」という場面で、発言を躊躇する姿が見られます。自分の言葉で相手に分かるように説明することで、理解はさらに深まります。意図的に言葉を使って説明する場面を設定し、慣れていけるようにしたいと思います。
○自分で「見直し」をする力、自分で問題を読んで考える力が少しずつついてきました。計算力テストでは、自分の間違いを見直しで見つけたという子も何人もいました。しかし、まだ、小数点の付け忘れなどのうっかりミスもありました。引き続き、見直すこと、自分でもう一度考えることの大切さを確認していきます。



2011年1月5日 作成者:横田 信子