2年生

「サンライズ2」の3学期

がんばった自分、なりたい自分を見つめて…201日


 赤い付箋には,嬉しかったこと,がんばったこと,できたことを書きました。
 青い付箋には,もっとこうしかったこと,残念だったこと等を書きました。
 それらを書き溜めて3週間。改めて読み返して気づくことがあった2年生です。

 まだまだ,高学年のようにカテゴリーに分けて振り返ることはできなくとも,「自分がこんなことを考えていたんだな。」
「嬉しいこといっぱい。」
「やればいいのに,ドリルが終わらなくて嫌だと書いていた。今はすっきりしているよ!終わったから。」
 このように,自分自身を見つめていました。

 「いつから3年生なの?」と聞いたAさん。「4月1日からかな。でも,心は今からでもなれるよ。反対に,4月になっても3年生になれないこともあるかな?」と話しておきました!もう、自分を見つめる目は,中学年レベルでしょうか。


 「赤ちゃん誕生」の学習から…自分物語の学びの最後に,養護教諭と「赤ちゃんたんじょう」の学習をしました。
 その感想を紹介します。学習シートは,「自分物語」表紙裏などに綴じ込んであります。養護教諭の一言コメントが書かれていますが,そのコメントからも,授業での様子が目に浮かんできます
 春休みのゆったりとした時間に,親子で話す話題にしてください。

●こんなちっちゃかったんだな。生まれてよかったです。
●生まれて30日たった時には,人の形じゃなくて,しっぽもあることがびっくりしました。男の子と女の子は「玉つながり」です。男の子は金玉で,女の子は乳首です。
●こんなに散っちゃかん他とは,びっくりしました。へその緒を切るなんてびっくりしました。
●ぼくは,「たまご」といったから,黄身がある卵だと思いました。9ヶ月であんなにでっかくならないと思いました!
●こーんなに小さいのか。また,しっぽをはやしたい!女の子は,こんなに痛くて困らないのかな。たまごがほしい。へその緒は何色なの?よく分からない。
●赤ちゃんの頃は,こんなにちっちゃいと知っていたけど,うんこをしないのがびっくりします。
●赤ちゃんがおなかにできて,30日目の時すごい小さかったし,50日目の時もすごい小さかったです。私もこんなんだったんだ−と思いました。
●赤ちゃんのたまごがすごくちっちゃくて,びっくりしました。1ヶ月から9ヶ月まで,どんどんでっかくなるところがすごく分かりました。
●こんなちぃったかったなんてびっくりした。たまごってどんな味?うんちをしないのがびっくりしました。
●おかあさん,おとうさんに,聞いたことがあったけど,まだいろんなことがあったんだなあと思いました。胎盤やへその緒のことを知らなかったので,ちゃんと学びました。また,いろいろなことを覚えました。
●だんだん大きくなってきてびっくりしました。感じたことは,「お母さんへ。お母さん,産んでくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。」です。
●あんなに小さかったのに,こんなに大きくなりました。あんなに小さかったんだな−。
●今とぜんぜんちがうくて,びっくりしました。なぜかというと,赤ちゃんが,たまごの時と今の私が,どれだけ違うか分かってびっくりしたからです。「今,こんなにでかくなったんだなー」と思いました。
●赤ちゃんのことを聞いて,「へえ,そうなんだ」と思いました。赤ちゃんのたまごはとても小さくて,びっくりしました。赤ちゃんを産むのが楽しみになってきました。赤ちゃんの時あんなに小さいことが分かってよかったです。お母さんが,食べられたものが食べられなくなるんだとびっくりしました。へその緒がいろいろなところにからまるんだと聞いてびっくりしました。
●お母さんが私を産む前にこんなつらい思いをしていたのか〜と思いました。私も早く大人になって,赤ちゃんを産んで,赤ちゃんの名前をつけてあげたいです。


 15名の子どもたちは,学級目標「サンライズ2」の通り,明るく元気で太陽のようでした。みんなからたくさんの元気や幸せをもらいました。みんなと出会い,そして,ともに成長できたことに心から感謝しています。ありがとうございました。

 2年生教室で過ごすのは,今日が最後です。さみしいですが,それ以上にこれからの子どもたちの成長が楽しみです。低学年での経験を力にかえて,3年生ではさらに活躍してほしいと思います。
「やればできる!やらなきゃできない!」
「やる気スイッチは自分で入れる!」です。

NO52  3学期末個別懇談資料.pdf


2013年3月25日 作成者:三田村 尚子