■学校だより
3年生が音楽の時間に「謡曲体験」をしました
2月1日(金)音楽の時間に、子縁人材から橋本武治様を講師にお迎えして、3年生が謡曲(ようきょく)を体験しました。
謡曲とは、国語辞典によると「能の詞章・脚本。また、それに節をつけて謡うこと。謡(うたい)。」のことです。
中学校では、今年度から新しい学習指導要領が施行され、音楽で扱う表現教材として、謡曲が明記されました。
これを受け、3年生は事前に歌舞伎「勧進帳」を鑑賞し、表現の一環として謡曲体験に挑戦しました。
当日は、視聴覚室の床に正座し、詞章を見ながら講師の先生の高砂を復唱し、独特の節を学びました。
生徒はこの体験を通して、日本の昔からの伝統を感じることができました。


生徒の感想です。
「今日は貴重な体験ができました。声がとても響いていて流石だなと思いました。伸ばすところや音が下がるところなどがうまくできず難しかったです。結婚式などで謡われているとは知りませんでした。また、作法が細かくてびっくりしました。」
「生ではめったに聞けないので、今日は貴重な体験になりました。まだよく分からないところもあるけれど、少しですがイメージをもててよかったです。西洋の音楽と違って独特のリズムで読むのが大変でした。橋本さんありがとうございました。」



2013年2月6日
教頭