学校紹介__

学区の概要



 学校は、JR関山駅から0.2kmのところに位置(標高343.75m、
東経138°13′26″、北緯36°56′00″)している。学区は、妙高山の北東の裾野から県境の富倉峠まで広がり、南北に信越線と国道18号、上信越自動車道が通っている。また、東部には国道292号線が通り、長野県飯山市に接している。大きく分けて、旧妙高村の関山地区、原通地区、大鹿地区、桶海地区、豊葦地区と旧新井市の南部地区の6地区によって構成されている。四季折々の美しい自然に恵まれているが、冬季は積雪が多く時には通学に支障を来す場合もある。
 地域の産業は、農業と観光が中心でそれらに従事する人々と近郊の会社に勤める人々によって成り立つ。農業の特産品としては、米、高原トマトなどがあげられるほか、最近では企業による大葉
やハーブなどの栽培も盛んである。観光では、昔から知られる関・燕の温泉やスキー場をはじめ、ゴルフ場・別荘地・国民休暇村などがある。付近には、独立行政法人国立妙高青少年自然の家もあり、全国から多くの青少年が研修のため訪れている。桶海地区のアパパインバレー、豊葦地区にある斑尾高原は、新しく開発されたスキー場、ゴルフ場を中心としたリゾート地である。関山地区には、関山駅、市役所妙高支所があり、学区の中心となっており、商店も集中している。南部の大洞原集落は、戦後の引揚者の入植地で酪農や野菜栽培が盛んであるが、近年は滞在型農業施設クラインガルテンが設けられ、都会から農業を体験しようとする人々が訪れている。原通地区には、スポーツ・文化施設「ふれあいパーク」があるほか、平成11年に全日本ウィンタースポーツ専門学校、平成16年には国際アウトドア専門学校が開設され、四季を通じてスポーツにかかわる人材育成を目指している。
 生徒は、妙高小学校と新井南小学校の二つの小学校から入学してくるが、地域の教育に対する期待は大きく、学校に対する理解もあり、協力的である。なお、豊葦地区に属する斑尾高原に在住する生徒は、長野県飯山市内に区域外通学をしているため、本校には在籍していない。