学校だより__

冨田姉妹冬季北京オリンピック凱旋を祝う会(令和4年3月8日)



 冬季北京オリンピックスノーボードハーフパイプに出場し姉妹でW入賞の快挙を成し遂げられました冨田せな選手、冨田るき選手が妙高市に凱旋され、当校にも来校されました。

《校長挨拶より》
 平成26年度卒業生の冨田せなさん、28年度卒業生の冨田るきさん、本日はようこそ妙高中学校へ、お二人をお迎えできることを生徒、職員一同大変喜んでおります。
 冬季北京オリンピックでは、スノーボードハーフパイプで姉のせなさんが銅メダルを獲得、妹のるきさんが5位入賞という快挙を成し遂げられました。誠におめでとうございます。
 上位入賞もさることながら、同じオリンピックで、同じ種目に、同時に姉妹で出場を果たしただけでなく、姉妹で上位入賞、しかもあの緊張場面で私たちには到底まねできないパフォーマンスを繰り広げ、私たちに感動を与えてくれました。
 そして、お二人とも当校の卒業生であり、生徒にとって年齢が近いこともあり、挑戦することへの勇気を与えていただきました。ありがとうございました。
 冨田姉妹は、中学校時代にはプロ資格を取得しており、国内だけでなく世界各国を転戦していたため登校できない日が多くありました。しかし、競技だけなく、授業や定期試験をも疎かにすることなく、何事にも真剣に取り組む生徒だったと聞いております。
 そんな冨田姉妹は、正に当校の教育目標である「自立 貢献 挑戦」を具現化しており、冨田姉妹の生き様を生徒たちにはぜひ真似してほしいと思っています。



 凱旋を祝う会は、新生徒会執行部が運営を行い、インタビュー形式で冨田姉妹からお話を伺いました。限られた時間でしたが、スノーボードハーフパイプで世界のトップ選手に対して、憧れの気持ちや関心が強く、大変多くの質問がなされ、生徒にとってとても有意義な時間を過ごすことができました。
 最後に、冨田姉妹は中学校時代は1年の半分は練習や大会で登校することができませんでしたが、練習帰りに学校によって課題を提出し、定期テストも必ず受けるように心がけた経験を踏まえ、在校生に対して「課題は期限までにきちんとやり遂げ、親友といる時間を大切にしてほしい」と、メッセージをいただきました。