学校だより__

令和4年度入学式(4月7日)



 30人の入学を確認いたしました。皆さんの入学を在校生、教職員一同、心から歓迎いたします。また、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

 以下、校長式辞より



 さて、妙高中学校は、昨年度創立50周年を迎え、この春、51年目の新たな一歩をみなさんとともに歩み始めます。ともに歩む際に知っておくべきことは、教育目標です。
 当校は、平成23年の創立40周年を機に、「自立」「貢献」「挑戦」を教育目標として掲げ、取り組んでいます。「自立」とは、確かな学力・豊かな心・健やかな体、いわゆる生きる力を身に付けること、「貢献」とは、社会の一員としての自覚をもち他者や地域と積極的に関わること、「挑戦」とは自己の可能性を伸ばすために進んで努力することです。この「自立」「貢献」「挑戦」の教育目標を毎日の学校生活で意識し、実現できるよう取り組んでください。
 一方、昭和47年の創立以来、当時の新潟県知事から計4回、妙高中学校の生徒、職員への激励の言葉を頂戴しており、教育目標とともに学ぶ者・教える者の教訓として取り組んできました。昭和47年の創立時には、昔の事を調べて,そこから新しい知識や見解を得るという意味の「温故知新(古きをたずねて新しきを知る)」の書。昭和57年の創立10周年には、和気あいあいと仲良くなった間柄でも、言うべき時は言うという意味の「和而不流(和して流れず)」の書。平成3年の創立20周年には、一歩一歩高い所に登るに従い、次第に視界が開け広々と見えるように、学べば学ぶほど視野や見識が広がっていくという意味の「学者如登山(学は山を登るがごとし)」の書。この様にその時の社会的風潮や当校の教育活動を意識された諺を書にしたためられ頂戴しています。そして、昨年度の50周年の折には、現新潟県知事の花角英世様から「進取果敢」の書をいただきました。この「進取果敢」には、「自ら進んで積極的にことをなし、決断力が強く大胆に突き進む様子」という意味があります。
 新入生のみなさん。これから始まる中学校生活に対して、期待だけでなく不安なこともあると思いますが、教育目標の「自立」「貢献」「挑戦」に加え、「進取果敢」を胸に、失敗を恐れず挑戦し、新しい仲間や地域に関わり、生きる力を身に付けていきましょう。
 最後に、当校職員一同、熱い思いをたぎらせ生徒に寄り添い支援していくことを約束するとともに、保護者の皆様には、妙高中学校の新たな一歩を歩み始めた私たちを支え、応援してくださることをお願い申し上げ式辞といたします。