学校だより__

竹の子狩り遠足(5月25日)

3年生の活躍が光った1日



 当校の伝統行事である竹の子狩り遠足は、新型コロナウイルス感染症予防や悪天候により過去2年間、実施されていませんでした。 竹の子を採取した後に竹の子汁を炊事していた施設が改修工事のため、今年度は関係機関の協力を得て国立妙高青少年自然の家の敷地内で実施しました。
 学年ごとに分かれて竹の子を採取し、MOT(妙高中応援隊)の隊員である地域の方から竹の子の皮のむき方を教わり、5人グループで竹の子汁を作りました。
 3年生にとってもはじめての竹の子汁づくりでしたが、どの学年よりも手際よく、前日準備作業を含め、全校の範となっていたことが印象的でした。

 青空の下、妙高山麓の雄大な景色を見ながら、採りたての竹の子でつくったお汁は、特別に美味しく感じられました。
 地域の人々の情けや豊かな自然の恵みを実感した一日でした。

 生徒の感想を紹介します。
 



【1年生】
・中学に入って初めての遠足で、前日はあんまり寝れなくて少し眠たかったですが、みんなで森の中に入ってたくさん竹の子を採ったり、竹の子汁を協力して作って食べたりしたら眠気は吹っ飛んでいました。友達がすごく料理が上手でびっくりしました。
・今日、妙小の人たちと出かけて、グループに南小の人がいなかったからこそ妙小の人たちの良さに気付くことができました。竹の子があまり採れていなかったら、竹の子をくれたり一人でやっていたら手伝ってくれたりしてくれてすごくよかったです。今まで気付かなかった妙小の人たちの優しさに気付くことができた遠足でした。

【2年生】
・今日は誰も大きなけがをすることなく、楽しみながら、竹の子を採って竹の子汁を作ることができました。今回のこの竹の子狩り遠足で、クラスの仲がさらに深まったと思います。今年が初めての竹の子狩り遠足で、分からないことがかなりあったけれど、自分たちなりに解決できたと思います。
・今回、初めての竹の子狩り遠足でとても楽しみにしていました。私は竹の子を採るときすごく奥まで入ったので、草がすごくて大変だったけど、たくさん竹の子を採ることができたので良かったです。また、竹の子汁を作るとき、私は炊飯係だったのですが、皆で協力しておいしい竹の子汁を作ることができて良かったです。また、チームで採った竹の子で作ったので、団結力を高めることができたと思います。



【3年生】
・細い竹の子を採るのは初めてでとても楽しかった。全員と協力して竹の子を切ったり野菜を切ったりできておいしい竹の子汁が作れて良かった。最初で最後だったけど、またこのような機会があったら協力して頑張りたい。
・最初で最後の竹の子遠足はとても楽しかった。やぶの中で協力して採ることができた。普段、あまり話さない友達とも話せて、仲の良さが深まった。初めての行事、とても思い出に残った。
・かまど係で協力して仕事ができた。他の仕事も手伝うことができた。みんなで作った竹の子汁はとてもおいしかった。片付けも、他の班のことも手伝えたし、最初で最後の竹の子狩り遠足はとても楽しかった。
・たくさん竹の子が採れて良かった。クラスの仲間と協力しておいしい竹の子汁ができた。自分一人では決してできないので、改めて仲間の大切さを知った。そして、いつも作ってくれている人への感謝が大きくなった。自分たちには最初で最後の竹の子遠足だったが、本当に楽しかった。