妙高市教育委員会を通じて、医療調整本部から以下の通知がありました。
保健所業務のさらなる重点化について
1 目的 感染者数の増大により、保健所業務がひっ迫してきており、PCC(患者受入調整センター)への患者情報の送付に時間を要してきていることから、以下を目的に、保健所業務の重点化を図る。 (1) 医療の必要な人を早急に発見し適切に医療につなげることを最優先とする。 (2) 医療ひっ迫の要因となりやすい高齢者施設クラスターなど、高齢者等への対応を重点的に行う。
2 主な重点化内容 (1)療養先調整や積極的疫学調査の対象者の重点化 ・60 歳以上の方、および59 歳以下で基礎疾患がある等重症化リスクの高い方には、電話で調査を行う。 ・59 歳以下で、重症化リスクのない方には保健所から電話をせず、本人が入力したスタンバイパスポートの情報により、療養先を決定する。 ・スタンバイパスポートの未入力者には、SMS により入力を依頼する。 (2)濃厚接触者等の検査の重点化 ・医療機関、高齢者施設等の濃厚接触者の検査に重点化 ・濃厚接触者である同居家族の検査はせず、自宅待機中に症状出現した場合に受診とする。
3 積極的疫学調査の重点化による影響 ・感染経路不明率が増える。 ・感染の要因となった行動や、医療機関・高齢者施設以外のクラスターをとらえることができず、これまでのような事例を反映した詳細な分析、呼びかけや資料作成は困難になる。
4 その他 ・国通知でも、保健所からの初回連絡は重症化リスクの高い感染者に重点的に行うことが示されている。 ・保健所からも、調査方法や検査対象者の検討の要望が出ている。
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