学校だより__

2022学校だより12月号



妙高型イエナプラン教育の推進を受けて(1)

【令和4年12月16日発行「妙高市教育委員会だより」から一部引用】
令和3年度から新井南小学校をモデル校として、イエナプラン教育の特徴(よさ、メリット)を取り入れた教育活動を進めています。イエナプラン教育は、以下のとおり、文部科学省がこれからの学校教育が目指す姿として示した「令和の日本型学校教育」に大きく一致し、「児童生徒を主語にした学校づくり」を基本理念に、「子どもが主体的・自立的に学び、学び合う学校」に寄与するものです。
(続く・・・)



 日本に於いてイエナプラン教育を推進している学校はまだ数校しかありませんが、その理念に基づき独特な取組が行われ、広島県の常石ともに学園では、「自立」「共生」「自己実現」を目指す子どもの姿として取り組んでいます。当校の教育目標である「自立」「貢献」「挑戦」と趣旨は同じですが、アプローチの仕方が大きく異なります。
 例えば、(1)異学年が混じる縦割り学級で一緒に学ぶ、(2)自分で週の学習計画を立て学習に取り組む(自由進度学習)、(3)自分で学習の場を決める、などが挙げられます。先日、新井南小学校で公開授業がありその様子を拝見しましたが、国語と算数の時間は自由進度学習を行っており、児童は自分の計画に基づき自分のペースで学習を進め、教え合ったり、先生に質問したりと、私が想像していた以上にイエナプラン教育が子どもたちに浸透していることを実感し驚きました。
 当校でも、「子どもが主体的・自立的に学び、学び合う学校」に向けて、生徒会活動や部活動に於いて生徒が判断し決めたり、単元指導計画に基づき生徒が見通しをもって学習に取り組んだりできる環境づくりを行ってきましたが、今後どんな「妙高中イエナプラン教育」を構築していくかが大きな課題です。

 冬休み期間はいろいろなイベントがありますが、生徒にとって有意義な休みとなることを願っています。
 保護者、地域の皆様、2022年のご支援に感謝申し上げます。よい年をお迎えください。