学校だより__

2023学校だより3月号

妙高型イエナプラン教育の推進を受けて(2) 



 令和4年度の全教育課程が無事終了しました。保護者並びに地域の皆様方のご理解とご協力に感謝申しあげます。
 さて、来年度の重点課題は、『妙高中イエナプラン教育(「妙中いいなプラン」仮称)の構築』と考えています。12月の学校だより(妙高型イエナプラン教育の推進を受けて(1))で、イエナプラン教育について紹介しましたが、「子どもが主体的・自立的に学び、学び合う学校」を目指します。
 先日、来年度のグランドデザイン(教育目標・重点課題・教育目標達成のための方策の概要を示したもの)を基に、生徒会の新役員の生徒にイエナプラン教育の趣旨を説明し、3つのミッションを課しました。いずれも生徒会として、(1)妙高中イエナプラン教育の名称を考えること、(2)令和4年度学校評価結果から成果と課題を見出すこと、(3)各種学校行事の共催に向けた組織を整えることです。これらのミッションは、生徒が自分事として、主体的に学校の教育活動を学校職員と一緒に創っていくための準備(基礎作り)であり、今風に言うと新たな学校生活のクエスト(探究・冒険旅行)の始まりに当たります。
 これまで学校は、生徒に生きる力を身に着けさせようと、教え込む割合の方が多くなりがちでしたが、生徒自身が工夫・判断し、実行、評価、改善する割合を多くし、自ら生きる力を高められるようにしたいと考えています。
 学校の教育活動は、教職員と生徒に加え、保護者、地域・行政機関等と創り上げていくものですので、これまで以上のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。