キラリと光る教育活動__

社会科の授業(舘岡教諭)

4年生 安全なくらしとまちづくり~「妙高安全マップ」をつくろう~



舘岡教諭は、社会科と国語の学習を結び付け、教科横断型の授業を公開しました。市教育委員会から渡辺指導主事さんを迎え、教員の研修にも位置付けました。
社会科のねらいは、「身の回りにある危険に気付き、危険から身を守るために、自分ができること、家族で備えること、地域で備えることについて考え、防災には地域の人々の協力が必要であることを理解する。」です。
国語のねらいは、「聴き合う活動を通して、それぞれの意見の似ているところや違うところに気を付けながら、考えをまとめる。」です。



子どもたちは、前時までに住宅地図に危険箇所を書いたポストイットを貼りました。本時では、「妙高安全マップ」を互いに見て説明し合い、更に課題をもつことをねらいとしていました。
臨時休業中に「身の回りの危険と備え」を調べることを課題とすることで、防災を自分事として考える仕掛けができていたと感じました。



授業では、舘岡教諭が落ち着いて子どもたちに語りかけ、子どもたちも落ち着いた雰囲気の中で話合いをしている姿が印象的でした。互いの考えを明確にするツールとしてホワイトボードを活用していました。大きさがA3サイズのため、言葉も選ばなければなりません。4年生の子どもたちは、繰り返し活用しているので、大切な情報ツールとして機能していました。


2020年05月18日 福保 雄成