地域懇談会2日目

□7月3日(木) 志

 参加者 保護者11名 出席率92% 古川駐在所長
 学校:校長 教頭 

1 校長あいさつ
・「思いやる子、学ぶ子、元気な子」の教育目標に向けて、取組を進めている。
・児童の学力実態(20年2月実施のNRT学力テスト全校偏差値平均は国語55.1・社会56.0・算数55.1・理科54.6)の紹介、体力向上面では県教育委員会のトキめき体力認定証を21%の子どもがもらった。
・フレンドスクール無事終わった。矢代の子どもたちが一番たくましかった。
・子どもたちの教育は、学校と家庭が手を取り合って行くことが大事。
・教育は国の最重要課題です。学力向上、心の教育、体力や食育、その他現代的な課題もたくさんあります。それらの解決に学校は全力で努力していきたい。

2 古川駐在所長
暑くなってきている。注意散漫になっている。交通事故、水難事故に注意してほしい。
6月に入り、不審車の事案が妙高市で3件起こっている。(新井小、中央小、妙高高原町)「いかのおすし」をあらためて、子どもたちに注意してほしい。
「若い二人がいちゃついているので注意してほしい」との電話があり駆けつけたが、 家の住所も親の職業も言えない(言わない)状態であった。

3 懇談内容
【保護者の皆さんからのご意見ご要望&学校の回答】
・プール指導の時間が短いのではないか。他校はもっと早くプール開きをしている。泳げるように指導時間を確保してほしい。

・これまで、夏休みの社会体育の剣道終了後プールに入れていたが、昨年からできなくなった。何とかならないか。

プール条例などの改正により、監視者1人だけで、大勢の子どもをプールに入れることはできない。監視者の人数条件が整えば、使用はできる。

・(生活習慣チェックに関連して)寝る時間は9時で、きちんと○を付けている。
 
・(1年保護者)遠い道のりを歩いている。人数が少ない状態で下校するときも多く心配 である。フリーパス券でバス通学ができないか。

バス通学には、距離の条件があり、近い場合は認められない。但、不審者対策として、 保護者、地域で何かできることを考えられるといいと思う。志地区は、郵便局の交差点から新井新田の方にバスが曲がっていくので無理。

・他の学校では、下校時に有線放送で知らせる。矢代小学校はどうか。

当校でも低学年が下校する時はいつも、有線放送を利用したページングで知らせている。

・陸上練習の時間が少ないのではないか。他の学校は、もっと早い時期からやっている。

夏休み、前半と後半で陸上練習を計画している。他校と比べて少ないということはない。 (内容を説明すると理解していただいた。)

・陸上大会の種目は、子どもの能力や特性、希望を考慮して決めていってほしい。

・家での遊びでゲームやテレビの視聴が多くなってきている。(複数意見あり)

ご家庭同士のゲームの時間や約束事を共通理解していったらどうか。

・卒業した兄や姉のバス利用券が家庭にある。今年返すときに一緒に返してもよいか。

金券と同様なので、趣旨にあった使い方をしてほしい。その年度で余ったものは、その年度の終わりに返してほしい。

・昔の子どもは、外の遊びをよく知っていた。木の実を使ったりする遊びなどを学校でも指導して ほしい。

妙高青少年自然の家やわくわくランド等からたくさんの遊びのチラシが配られています。参考にして下さい。

・宿題のプリントで「力を付ける問題(応用力)」など分からないでいることがある。授業などで、取り上げて指導しないのか。

新指導要領では、「活用力」を付けることが大きな課題になっている。そのためにどう するかを学校でも研修などを通して努力している。

・今日の懇談会で、学校でできないことがあることが説明をしてもらい分かった。もっと 学校から情報を流してもらい、できないことは、保護者がどうするか考えたい。

・体育の鉄棒で「逆上がりができない」ことに驚いた。できるまで指導してもらえないのか。

・「鉄棒が上手くできないのでご家庭でも指導して下さい。」といわれた。でも、家庭には鉄棒なんてない。

○いろいろなことに保護者のみなさんが気付いたり考えたりしていただいていることに感謝しています。学校の説明を丁寧にすることにより分かっていた だくことも多いようです。地域懇談会や学級懇談の場などをこれからも大事 にしていきたいと考えます。