地域懇談会3・4日目


□7月8日(火) 【菅沼・窪松原・三ツ俣地区】

 参加者 
 保護者:10名 出席率90%
 地 域:古川駐在所長、岡田防犯組合長、丸山菅沼区長、田中三ツ俣区長
 学 校:校長 教頭 瀧澤 大関

☆校長あいさつ及び駐在所長あいさつは前2回とほぼ同じですので割愛します。

1 岡田防犯組合長

・6月に妙高市内で5件連続して不審者事案が発生した
・18年度が12件、19年度が2件だったのに比較して、本年度は最初から多いので懸念している。
・防犯組合では、ながらパトロール(車にシールをはって学区内を巡回する)及び児童へ防犯ベルの貸与をしている。
・隣の斐太地区防犯組合が熱心に活動しているのに比べて、矢代地区はあまり目立った活動をしていない。
・安全見守りボランティアの増加が課題。老人会に働きかけをして募集していければいいと思う。

2 菅沼区長さん

・妙高市の広報を担当している。
・登校班長のリーダー性を伸ばすために腕章をつけてはどうか。
・夕方田んぼなど外へ出ている人に児童を見守ってもらいたい。

3 田中三ツ俣区長さん

・斐太地区が防犯に対する取組が熱心であるということで、本年度表彰された。

4 懇談

○6月に連続して不審者事案があった。新井小や中央小、斐太地区等に比べて矢代地区は下校を見守るボランティアの数が少なく今後の課題である。
○高学年になるに従って自主学習をする姿、読書する姿が見られるようになってきた。
○祖父母や地域の人とのかかわりや生活の中で子どもが学んでいくことが多く、地域のよさを感じる。
○菅沼地区はコシヒカリマラソンに向けて児童ががんばっている。
○上の子はよく読書し物語の本などを読むが、下の子は図鑑を読んでいることが多い。→読んでいることを褒めてあげてください。
○読書をしない。学校からも全く本を借りてこない。担任に依頼して借りてもらえるようにしたが学校でどのくらい読書をしているか疑問である。授業や宿題も書き取りばかりで気になる。子どものいろいろな力を伸ばすようにしてほしい。
○1年生は上級生からよく面倒を見てもらっているようだ。3年生の子も他学年と野球をやったりして全校児童の交流があるのがよい。
○6年生が卒業すると窪松原・三ツ俣は児童数4人になる。少人数で登下校が心配。
○矢代メールはよい。上越地区の不審者情報なども入れてほしい。
○フレンドスクールから帰ってきて、「矢代小はいいね」と他校の子供に言われたと話していた。
○夏休みのプールの前に勉強を見てほしい。→ 各学年で学習の補充指導を予定しています。
○ホームページの更新が楽しみである。学校の情報がよく分かる。
○パパギャルやナイターソフトに参加する児童が増えたことはよい。練習の中で、あいさつや目を見て話をすることができるようになって来た。
○地域の宝である子どもを地域の中で育てたい。学校から地域へ要望を出してもらってもよい。


□7月9日(水) 【西野谷・両善寺地区】

 参加者 
 保護者:10名 出席率85%
 地 域:古川駐在所長、小林西野谷区長、丸山西野谷新田区長
 学 校:校長 教頭 上原 山田 根岸 小島

☆校長あいさつ及び駐在所長あいさつは前3回とほぼ同じですので割愛します。

1 区長あいさつ

・西野谷地区は自然の豊かな美しいところである
・昔は子どもが地域にあふれるほどいて、遊び相手に困ることはなかった。今は少子化で地域がややさびしくなった。
・子どもが危険なことに合わないように見守っていきたい。

2 懇談

○西野谷地区は登下校バスを利用しているが、先々週徒歩下校を学校から知らされないことがあった。保護者が帰るまで1年生が外で待っていた。お便りや連絡帳で確実に知らせてほしい。
○バス待ちの時間何をしているか。→宿題はやっていない。会議室で読書やお絵かきをしたり、体育館で運動や遊びをしたりしている。
○ゲームにはまっている。読書もゲームの攻略本。友達が来ても室内でゲームをしている。外で遊ばせたい。
○学校では食育は行っているか。→食育全体計画に基づき栄養士から教室に入ってもらって授業をしている。
○給食の地産地消はどの程度か→米は100%矢代米で地元産。野菜・山菜等も地元産を努めて使うようにしているが量や時期が合わないこともあり、100%とはいかない。
○宿題の量が少ない。5分で終わってしまうこともある。
○フレンドスクールが心配だったが、終わってみたらよかったと子どもが言っていた。多くの友達ができ、同じ新井中学校へ進学する仲間を知ることができた。
○ナイターソフトやバレーなどをやっているとゲームをする時間が結果的になくなる。
○下校の時、のどが渇くので110番の家で水をもらって飲んでいた。毎回もらうのはだめだと注意したら用水の水を飲んだと言う。用水には農薬の心配があるので学校の登下校に水筒を持たせてはどうか。→全校児童が水筒を持参することになると新たな問題も懸念される。下校前に学校で十分水分補給しておけば脱水になることはないのではないか。
○高校生が学校の中に入っているそうだがどうか→卒業生が懐かしがって矢代小へ頻繁に来ることがあった。悪い子ではないがけじめをつけるように指導した。現在は来ていない。
○自転車に乗る時ヘルメットが義務化になったと聞くがどうか→矢代駐在に確認したところ「保護者は児童にヘルメットをかぶらせるように努力しなければならない」という努力義務で、罰則もないそうです。
○定められた通学路を通らずに農道を歩いて下校することがあった。登校の時、列が乱れることがあった→事故が起こった時、問題になるので地域子ども会(7月14日4限)でよく指導する。
○5年になって、自主学習をするようになった。課外もあるが時間をうまく使って宿題もこなした。
○生活チェックはよい。年3回では少ないので毎月したらどうか。
○ゲームより子どもが熱中するものを見つけられるように親がアドバイスしたりいろいろな経験をさせたりしてはどうか。バスケットを始めたらゲームをしなくなった。
○フレンドスクールの説明会が遅すぎる。5年生の3学期のうちにやってほしい。
○学校開放用の鍵がとても開けづらい。→田中理容店の鍵を確認したところコピー物でしたので、純正の鍵に取り替えました。今度からはスムーズに開くと思います。
○フレンドスクールは成功だったとは言えない。学生ボランティアへの不安、宿泊でのトラブルなどいろいろな問題があったので、保護者から反省評価のアンケートをとるなどしてきちんと評価し、次年度につなげるべきだ。


4日間の懇談会を終えて

ご両親で参加してくださる家庭も多く、いろいろなことに保護者のみなさんが気付いたり考えたりしていただいていることに感謝しています。学校の説明を丁寧にすることにより分かっていただくことも多いようです。地域懇談会や学級懇談の場などをこれからも大事にしていきたいと考えます。

【出席者延べ人数】 保護者44名(92%) 区長・防犯担当5名 警察4名 学校職員16名 合計69名

最終の懇談が終わった午後8時半ごろ西野谷新田の万内川でたくさんのホタルを見ました。
何となく写っている点々や光の線がホタルです。分かりますか?  f=2.8  バルブ 16秒露光