プール東側倉庫崩壊の様子


 7月11日に降り始めた雨ははげしくなり、関川の水はみるみるうちに増えていった。
 7月12日早朝、関川の激しい水が新井南中学校の南側の土砂を削り始めた。


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 南中南側の土はみるみる削られ、12日朝5時20分、プールの一部が壊れ、同時にプール東側にあった倉庫の 床の一部が落下し、中にしまってあったストーブ21台が流れてしまった。
(結局、そのストーブは行方不明のままである。)

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 倉庫の下の土砂は、どんどんなくなっていった。床はまだ残っているが、その下の土はすでになく、中にまだ 残っている荷物も取りにいけない状態であった。

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 10時25分、大きな音を立てて、ついに倉庫の壁と屋根は激流の中に飲み込まれていった。この後、 倉庫の床も全て流された。 目の前で建物が流される光景をみた我々は背筋が寒くなる思いであった。

 



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