児童による記念発表V
戦後編その2
 私たちは、前庭に高くそびえるメタセコイヤについて調べました。

 このメタセコイヤは、中庭にありました
 「メタセコイヤ」は、成長が速くまっすぐ伸びる木だそうです。姫小の子どもたちも、メタセコイヤのように、まっすぐスクスク伸びよという意味をこめて植えられました。
 新校舎にするときに、メタセコイヤを切るか切らないかで当時の先生からアンケートがありました。切らないで残すことになり、今では姫小のシンボルです。
 メタセコイヤの木の下で「だるまさん転んだ」やおにごっこをして遊びました。
 姫川原小学校の校舎についても調べました。
 プールと古い校舎がつながっていました。古い校舎には、教室が17こくらいありました。
 合掌造りの木造2階建てで、冬は、隙間から雪が吹き込んでくることもありました。
 ぞうきんがけをすると、とげがささって痛かったことを覚えています。
 給食を食べていると、天井からほこりが落ちてくることもありました。床に穴があいていて、廊下や階段を登るとき、キシキシと音がしました。
 2年生の頃、新しい校舎ができました。他にはない四階建てで、とてもうれしかったです。空気の澄んだ晴れた日には、佐渡島が見えました。
 木造校舎は雪がたくさん降ると、1階が暗くなり、2階から出入りできるほど雪が積もったことがありました。
 雨の日は、体育館が雨漏りしていました。雨漏りをした日には、バケツを置きました。
 プールの横にあるブドウについて調べました。
 「鳥坂ぶどう」は、姫川原の名産です。当時の用務員さんが、日よけのために植えてくださいました。
 ブドウの木はどんどん成長し、実をつけました。
 毎年、夏の終わり頃には、甘い香りをただよわせています。わたしたちも、1年に一回全校で味わっています。
 大好きなプールについて調べました。
 昔は、関川で泳いでいたそうです。川の中流あたりは、深くなっていて、そこだけ流れがなく、プールのようになっていました。水はあまり冷たくなかったそうです。
 今、私たちは、きれいな新しいプールで泳ぐことができます。私たちは、プールが大好きです。




【つづく】

 この発表は、5年生が「総合的な学習の時間」で地域の方々にインタビューしたことなどを中心に作成しました。


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