12日になっても関川の濁流は衰えず、南中南側の土地、
そして、プール下の土地を削っていった。
関川の濁流は普段考えられないような勢いで、土地を削っていった。
その勢いで、13日未明までにプールが全て流出し、
14日には裏校舎南側にある4本のいちょうの木も
全て流出した。
濁流は、蛇行(川のカーブ)の外側の土地をどんどん削る。同時に、蛇行の内側に大量の
土砂を堆積していく。左上と左の写真を比べると、蛇行の内側に土砂がたまっていく様子が
よくわかる。
14日16時から関川にユンボが入り、関川の濁流が直接南中学校の裏校舎へあたらないように
流れを変える作業に入った。そのため、裏校舎南側下にあたっていた濁流の量がかなり減り、
崩れ落ちたプールが少しずつ顔を出してきた。
関川の流れを変える作業が進むと、関川の水量は見る見る減っていった。
少しずつ見えてきたプールの残骸も、はっきりとわかる
ようになった。
16日には、裏校舎南側下に作業用シートがはられ、
さらに雨が降っても裏校舎が崩れないようになった。