学校だより
毎月の学校だより
姫小通信 最終号 new
2015.03.30 / 校長 荒川圭子
3月。芽吹きの季節。
姫川原にも雪解けとともに、春が訪れる。
そして、姫川原小学校の閉校を迎える。
最後の卒業生、そして姫小っ子全員の旅立ち。
さっちゃんと校舎が名残を惜しみながら見送る。
次の春も、その次の春も、みんなを待っている。
また会おう。
この学校だよりも最終号を迎えた。
最後にこの言葉を送りたい。
ありがとう姫小。
姫小通信3月号
2015.03.05 / 校長 荒川圭子
妙高山の白。グラウンドの白。スキーにいそしむ子どもたち。
姫川原の冬を彩る風景。
今年は閉校記念碑「さっちゃん」も一緒に、この風景を見ている。
近づく春。近寄る閉校。思い出を育む子どもたち。
桜は雪解けを待たずに、子どもたちの手で生かされる。
手作り和紙とともに、生まれ育った姫川原の宝を大切に感じる。
姫川原小学校 最終章。
雪が解けるのを淋しく思うのは、今年だけであろうか。
仲間と、そして大切な思い出とともに、最後の春を迎える。
姫小通信2月号
2015.02.02 / 校長 荒川圭子
目に映る景色すべてに白が眩しい季節。
肌に刺さるような寒さも、姫小っ子の元気にはかなわない。
姫川原の冬を存分に楽しむ子どもたちがいる。
姫川原の四季、自然、そして人。
様々な経験を通して出会う、地域の宝。
閉校を迎え、あらためて姫川原の素晴らしさを感じる。
そして、姫川原の宝、姫小っ子。
地域のあたたかさを湛えた子どもたちの目には、
ふるさと姫川原とともに歩む未来が見えている。
姫小通信12月号
2014.12.16 / 校長 荒川圭子
色鮮やかな紅葉に終わりを告げる11月。
秋晴れの青い空と、包み込むような暖かさに恵まれ、
姫小最後の歴史を刻む、閉校記念式典が行われた。
141年の歴史を、子どもたちが心を込めて綴る。
寂しさと、そして誰もが心に強く思ったこと。
− ありがとう姫小 −
子どもたちは閉校記念碑「さっちゃん」とともに、
最後の大切な時間を過ごしている。
この素晴らしい日々を、誰もがきっと忘れない。
姫小通信11月号
2014.11.18 / 校長 荒川圭子
秋の陽射しとともに紅く色づいた山々が、
白く雪化粧をした姿に冬の訪れを感じる11月。
3月に閉校を迎える姫川原小141年の歴史をたどる。
141年の歴史を紙面に刻んできた沿革誌。
日本の教育の歴史、世の中の動きとともに、
姫川原地域の教育の拠点として、人を財(たから)として育んできた学校。
ふるさと姫川原への感謝の思いを歌う、子どもたちの歌声が心に染み入る。
「あなたにありがとう」
地域全体がこの思いを胸に、11月22日、閉校記念式典を迎える。
姫小通信10月号
2014.10.20 / 校長 荒川圭子
妙高が誇る山々が秋の色彩に変わる季節。
姫小最後の「閉校記念学習発表会」の開催。
今年は、特色ある教育活動の一つ「全校算数」を地域に、全国に発信。
学習意欲の向上とともに、子どもたちが持つ可能性を引き出す「全校学び合い」。
学年を越えた仲間とのつながり、解決に向けた主体的な行動。
「一人も見捨てない」覚悟を、一人一人の輝く目から感じとれる。
学び合いのよさを、自分の言葉で、笑顔で語る。
参観者の心にいつまでも残る、姫小っ子の輝き。
未来を担う子どもたちを、これからも、いつまでも応援したい。
姫小通信9月号
2014.10.01 / 校長 荒川圭子
朝と夜がぐっと寒くなってきた9月。
姫小もすっかり秋の彩り。
そして、いつもの秋とは違った景色を楽しんでいる。
暑さに負けず、姫小6年間の思い出を描いたグラウンドフェンス。
校庭には閉校記念碑の設立に向け、ベンチが設置されている。
思い出を刻みながら、刻一刻と時は過ぎていく。
100mのフェンスからは、子どもたちの声が聞こえてくる。
校庭のベンチは、メタセコイヤとともに「さっちゃん」の訪れを待っている。
「姫川原の風音」に耳を傾けながら、ゆっくりと時を感じたい。
姫小通信7月号
2014.07.15 / 校長 荒川圭子
姫川原小学校最後の夏。
閉校記念事業に向けた活動を進めながら、
伝統ある歴史を繙き、古をたどる。
そんな中、姫小の新たな歴史を刻む子どもたち。
一丸となって戦ったミニバス大会、
地域の特色を楽しみ、地域とともに取り組む各学年の活動。
新井小学校との統合が近づいた今。
子どもたちは、新たな世界への一歩を踏み出しながら、
歴史を華やかに締めようと、姫川原小学校の最後を盛り上げている。
姫小通信6月号
2014.06.24 / 校長 荒川圭子
新緑の5月。姫川原小学校最後の運動会。
学校、保護者、地域が一丸となり、
最後の運動会を盛大に盛り上げた。
「見せろ 姫小魂」
スローガンのもと、子どもたちが全身でグラウンドを駆け抜ける。
姫小Tシャツの青とともに、姫小っ子がとても眩しく見えた。
今年度はすべてにおいて、「最後の・・・」
淋しさを感じながらも、一つ一つに精一杯、そして楽しみながら取り組む姫川原。
姫小魂、ここにあり。
姫小通信5月号
2014.05.15 / 校長 荒川圭子
新緑の5月。
姫川原の芽吹きを楽しみながら地域へ飛び出す姫小っ子。
今年度は姫川原小学校の思い出を胸に、絵手紙制作に取り組む。
僕たちの、私たちの姫川原。
自分の思う「姫川原」をかたちに。
姫川原小学校がみんなの心に残るように。
絵手紙に込められたあたたかさ。
子どもたちの持つ感性のすばらしさ。
描かれた姫川原の情景を、いつまでも忘れない。
姫小通信4月号
2014.04.17 / 校長 荒川圭子
校庭の桜が華やかな春。
姫川原小学校最後の入学式を迎えた。
学校だけで行った2回目の入学式。
新1年生の大きな返事。響き渡る校歌の歌声。
新しい仲間をあたたかく、心から歓迎したすばらしい式となった。
姫小、最後の1年。
58名の子どもたち。14名の教職員。
みんなで思いきり楽しみ、最後を華やかに飾ろう。
今年度も姫小通信を毎月配信します。どうぞお楽しみください。